脚が太いのは反り腰が原因?パーソナルトレーニングで改善しよう!

公開日:2022/11/01   最終更新日:2023/03/24

「脚が太くてむくみやすい」「上半身に比べて下半身が太い」などで悩んでいませんか?ダイエットやボディメイクで食事制限やトレーニングしていてもなかなか下半身が細くならないのは「反り腰」が原因かもしれません。反り腰とはどういう状態なのか、反り腰になると身体にどんな影響があるのか解説します。

パーソナルジムランキング!おすすめ1位はこちら

反り腰とはどのような状態なのか

反り腰とは、骨盤が前に傾くことによりお腹が出てお尻が出っ張った状態のことです。人間の体は通常であれば、背中から腰にかけて緩やかなS字カーブを描いていますが、反り腰になるとS字カーブが緩やかではなくなり、腰に大きな負担がかかり、身体のバランスが悪くなります。反り腰になりやすい原因について紹介します。

反り腰の原因

1.腰回りの筋力の低下

腰回りの筋力の低下が反り腰の一番の原因といわれています。デスクワークや立ち仕事など、同じ姿勢を長時間続けるとお腹やお尻の筋力が落ちやすくなります。
お腹やお尻など腰回りの筋力がなくなると、身体がバランスを取ろうとして腰と太ももの前側の筋肉が張り、骨盤を前かがみにさせるように引っ張りあった状態になります。無意識のうちに常に腰が反った状態になり、癖がついて反り腰になります。

2.ヒールの高い靴を頻繁に履く

ヒールの高い靴を頻繁に履くことは反り腰につながります。ヒールの高い靴を履くとつま先に重心がかかり、身体はバランスをとろうとして腰が反ります。たまに履く程度では反り腰にはなりませんが、頻繁に履くと腰が反った状態が癖づいてしまいます。

3.姿勢が悪い

姿勢が悪くなると反り腰になりやすくなります。スマホ首と呼ばれるストレートネックや猫背になると身体のバランスが崩れたり、筋力が低下したりすることにより反り腰につながります。

反り腰セルフチェック【立ち姿勢】

自分が反り腰なのか、自分で確認してみましょう。まず壁に後頭部、お尻、かかとをつけて立ち、壁と腰の間に握りこぶしを入れてみましょう。反り腰であればほとんどの場合すんなりと入ります。握りこぶしは入らず、手を開いて入る程度なら反り腰ではないと判断してよいでしょう。

反り腰セルフチェック【寝姿勢】

床に仰向けで真っ直ぐの姿勢で寝転がります。膝を伸ばしたら腰が痛くなり、膝を曲げたら楽になるのは反り腰の特徴です。また、膝を伸ばした状態で腰と床の間に手を通し、途中で入らなくなるのであれば正常で、すべて通ってしまうなら反り腰といえます。

反り腰を放置すると悪いことばかり?

反り腰を放置してよいことはありません。反り腰は腰の筋肉に力が入りっぱなしの状態で、強い負担がかかり続けています。何も対処していなかったらひどくなる一方です。

脚全体がしびれ、立ち座りが困難になったり、横になっても痛くて眠れなかったりする場合もあるため、早めの対処が大切です。

腰が痛くなる

反り腰とは無意識に腰に力が入り続けた状態です。常に強い力が腰に集中的に働くため腰に大きな負担がかかり続け、長期間になると痛みが出てきます。

場合によっては太ももの裏やふくらはぎにまでしびれを伴う痛みがある坐骨神経痛などが起き重症化するため、腰が痛くなってきたら早めに対処しましょう。

ふとももが太くなり、おしりが垂れる

ふとももの前側も常に力が入った状態になり太くなってしまいます。さらに腰が反ることでお尻が後ろに出っ張り、お尻の筋肉は上手に使われなくなるためお尻が垂れていってしまいます。

ぽっこりお腹になる

反り腰ではお腹の筋肉は緩んだ状態です。通常であれば身体の中心部分を支えるために、腰と腹筋がバランスよく適度に力が入っていますが、反り腰は腰に強く力が入り、お腹の筋肉は使われていない状態です。
とくに太っていないのに下腹部が出ているなら、反り腰になっている可能性が高いです。

冷え性やむくみの原因になる

冷えやむくみは血行が悪い場合がほとんどです。骨盤が前傾は骨盤のゆがみであり、血行不良による冷えやむくみにつながります。冷えやむくみの対策を行っているのになかなか改善されない場合は反り腰の可能性を疑ってみましょう。

厄介な反り腰を改善する方法は?

反り腰を改善したいならストレッチや筋トレを行いましょう。自分で行うのが難しければパーソナルトレーニングに通うということもおすすめします。

常に腰が痛むことや、しびれるような痛みがあれば病院や整体などで診てもらいましょう。症状が軽度であっても診てもらうことで早めに対処できます。

腰が痛いからとマッサージに通う人もいますが、マッサージだけでは反り腰が改善されるわけではありません。反り腰は長期間かけて癖づいてしまったものなので、対処し始めてもすぐ改善されるものではありませんが、時間はかかるものの改善できるものなので、根気よく取り組みましょう。

反り腰改善策

1.筋トレとストレッチ

反り腰の改善には筋トレとストレッチが有効です。反り腰により過緊張状態になってしまっているふとももの前側と腰をストレッチで伸ばして緊張状態をほぐします。
さらに筋力が低下したふとももの裏側・お尻・腹筋を鍛えることで身体のバランスを整えて反り腰の改善を目指しましょう。

2.病院や整体院で相談する

反り腰の症状がひどい場合、心配な場合は病院や整体、整骨院で診てもらいましょう。病院では改善方法にアドバイスをもらえ、リハビリに通うこともあります。
整体では骨盤のゆがみを整え、矯正することで反り腰改善を目指します。整骨院では矯正や軽い筋トレを行うこともあり、電気治療で痛みを軽減させることもあります。
骨盤を矯正することで姿勢の改善にもつながるため、気になる人は整体院や整骨院を受診しましょう。1回の施術で楽になっても一時的な効果なので複数回通うことが必要です。

3.パーソナルトレーニングという手もある

パーソナルトレーニングといえば筋トレを頑張る人が受けるものというイメージがありませんか?パーソナルのトレーナーは筋肉の専門家といっても過言ではありません。鍛えることにも、ストレッチなどでほぐすことにも知識を備えています。
カウンセリングの段階で反り腰改善を希望していることを伝えましょう。反り腰改善のためにはどの部位の筋肉が弱く、弱い筋肉をどのようにすれば悩みが改善されるか指導してもらえるため、反り腰や姿勢の改善にパーソナルトレーニングは有効な手段といえます。
自分で頑張ってみたけどなかなか改善されない、という人はパーソナルトレーニングも検討してみてください。

まとめ

反り腰とは腰が通常よりも強く反った状態なので、腰への負担は大きく、骨盤がゆがみ、普段の姿勢も悪くしてしまいます。腰が痛い、反り腰かな、と思ったらできるだけ早く対処しましょう。

放っておくと坐骨神経痛発症など悪化するだけなので、セルフトレーニング、整体、パーソナルトレーニングなど自分にあった方法で改善に取り組むことをおすすめします。

おすすめ関連記事

検索

【NEW】新着情報

パーソナルジムのカウンセリングは、目的にあったレッスンを受けることができます。「本当に自身の悩みは解消できるのか」という疑問を解消する場でもあります。主に入会前と毎回のトレーニング前に行われ

続きを読む

パーソナルジムとは、専属のトレーナーが運動や食事の管理・サポートを行い、それに沿ったトレーニングができるジムのことです。トレーナーの手厚いサポートにより、ジム初心者でも続けやすいのが特徴です

続きを読む

パーソナルジムに通う時は、まずはジムの設備などについて知っておくことが重要です。どんな設備があるのか、ウェアは用意されているのか、貸し出しに料金はかかるのかなどを確認しましょう。そして費用や

続きを読む

コロナ禍で運動不足になり、体型や健康が気になるという方も、増えてきました。ダイエットや体型維持の方法として、筋力トレーニングと断食は、よく耳にします。しかし、筋トレと断食を同時にする危険性を

続きを読む

コロナ禍でお家時間が長くなり、健康や体型維持のために、ジムに通い始めた方もいるのではないでしょうか。ジムに行くタイミングは人それぞれですが、運動前に少しお腹を満たしたい方もいると思います。こ

続きを読む

コロナ禍でお家時間が長くなり、健康や体型が心配になった方も、いるのではないでしょうか。ジムや家で、筋力トレーニングを始めた方も多いと思いますが、正しい方法でしないと、腰痛の原因となってしまい

続きを読む

「ダイエットしよう」「スタイルを整えよう」と思った時に、最近話題のパーソナルジムに通うことを検討する方も、多いのではないでしょうか。「ジム」ということで鍛えるイメージが強く、「全然運動の経験

続きを読む

水分補給を怠ると、体に疲れが出現するだけではなく、頭痛やめまいなどを引き起こす可能性があります。さらに症状が進行してしまうことがあるので、対処方法を自分でも知っておきましょう。過剰に恐れる必

続きを読む

運動不足は肥満体型を助長するだけではありません。生活習慣病を引き起こすリスクがあります。健康はお金では買えないので、運動不足を感じている人は運動習慣を取り入れてみましょう。具体的な方法につい

続きを読む

パーソナルジムに通いたいけどトレーニング費用について知りたいと考えている人に、今回の記事はおすすめです。パーソナルトレーニングの平均相場は23万円となっています。こちらの相場を参考にしてジム

続きを読む